家計簿をつけるときに扱いに迷うのが特別費。
毎月支払うわけではないこの支出は、
貯蓄から支払うべきなのか
特別費としてプールしたお金から支払うべきか
迷ってしまいがち。
しかし、この特別費こそ
家計管理の上で最重要項目とも言えます。
回数は少なくても
支払いの額は大きく、
たまにしかないことだから気持ちがゆるみ
ついつい貯蓄を取り崩してしまうからです。
特別費には
どの費目を加えるべきなのか
考えてみたいと思います。
毎年確実に支払う費目
年に一度、確実に支払う費目を洗い出してみましょう。
固定資産税
年に一度、お知らせがくる固定資産税。
4期に分けて支払うこともできますが
合計の金額はだいたいわかるので
準備しておきます。
自動車税、車検代
自動車税も、固定資産税と同じくですね。
車検の年であれば
これも概算で準備します。
帰省費
遠方に帰省する必要があれば
まとまった費用となります。
毎年確実に帰省するのであれば
こちらも費用を見積もっておきましょう。
七五三、古希などのお祝い
友人の冠婚葬祭は見通せないことが
あるかもしれませんが
身内のお祝い事は予めわかっていること。
皆が集まればそれなりに費用もかかります。
NHK、生命保険料など年払いにしている費用
年払いのほうが少し経済的になることから
NHK,生命保険料など
年払いにされている方も多いのではないでしょうか。
金額は一定のものなので
しっかりと積み立てておきましょう。
支払うことが確実でないが準備しておきたい費目
いつ発生するかわからないけれど
いつかのために準備しておきたい費目もあります。
冠婚葬祭
突然発生する冠婚葬祭もありますよね。
年に数件あると見込んで
準備だけはしておきましょう。
家電の買い換えや家のリフォーム費用
家のリフォームというと
外壁塗装や畳の張り替えなど
予め予想できることなのでは?と思いがちですが
突然シャワーが壊れたりすることもあり得ます。
冷蔵庫や洗濯機は
壊れたらすぐに買い換える必要がありますよね。
いつ発生するかわからないけれど
万が一起こったら
すぐに用立てる必要がありますね。
大型旅行の費用
定年退職後に夫婦でヨーロッパを旅する、
子供が希望の学校へ入学したら家族旅行を、
そんなお楽しみの大型旅行。
積み立てること自体も楽しみながら
準備していきたいものです。
特別費は今年、長くても2~3年以内に確実に使うお金
我が家では特別費を以下のように位置づけています。
今年、もしくは長くても2~3年以内に確実に使うお金
特別費に含まれる費目は
毎月の家計管理では管理しきれないお金。
年単位で考えたほうがよいお金です。
そして
これらを合計すると
へたしたら簡単に100万円を超えてきてしまうので
どうやって準備するのか
考えておくべきお金でもあります。
特別費としていないが年単位で考えたい費目
特別費ではないけれど、
年単位で考えたほうがよい費目です。
被服費
たとえばスーツを買い換えるとしたら。
新しいコートを買い足すとしたら。
結構まとまった金額になります。
被服費は、年単位でどのくらい使うか
考えておきたい費目です。
まとめ
以上、家計簿の特別費には何をどこまで加えたらいいかを
考えてみました。
どの費目を特別費として、
どのくらい費用がかかるか見積もることは
家計管理するうえで
とても大切なポイントです。
かかる費用をしっかりと見積もって
計画的に準備するようにしてみてくださいね^^