※2019.1.24更新
静電気を帯びやすいフリース。
パチパチとして嫌ですよね。
何か対策する方法はないのでしょうか。
これからの季節、
静電気に悩まされずに
快適に暖かく過ごすコツをご紹介いたします。
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フリースの静電気を起こしにくくする洗濯方法
洗濯方法を少し変えることにより
フリースの静電気を起こしにくくすることができます。
仕上げに柔軟剤を使う
仕上げに柔軟剤を使うことで
繊維の滑りをよくし、
摩擦によって発生する静電気を抑えることができます。
色物用に使える柔軟剤を
すすぎの後、洗濯の仕上げとして入れてみて下さい。
加える量は柔軟剤の記載量に従ってください。
仕上げにグリセリンを使う
小さなお子さんをお持ちの方や
柔軟剤の香りが好みでない方にとっては
柔軟剤を使うのは抵抗があると思います。
そういった場合は
柔軟剤の代わりに
仕上げにグリセリンを使ってみてください。
投入量は
45Ｌで洗濯するとしたら2cc程。
予め、精油などで香りをつけておくと
さらに心地よく洗濯できますよ。
なお、グリセリンは薬局で販売されています。
購入する際は、合成グリセリンではなく
天然のグリセリンを選んで下さいね。
フリースの静電気を防止する手作りスプレーの作り方
洗濯し終わってしまったフリースには
どう対策していけばいいのでしょうか。
静電気防止スプレーの作り方を
ご紹介します。
グリセリンスプレー
グリセリンで、
静電気防止スプレーを作ることが出来ます。
●用意するもの
グリセリン 5ml～10ml
精製水 100cc
スプレーボトル
●作り方
スプレーボトルにグリセリンを5～10ml入れ
精製水を加えてよく振り混ぜます。
●使い方
静電気が気になるときに
少し離してスプレーします。
グリセリンは、化粧水にも使われる
保湿成分なので
乾燥が気になるときに
手などにスプレーしたりして
使ってみてくださいね。
●保存期間
冷蔵庫で１週間程度
手作りのため、防腐剤等は入っていません。
早めに使い切りましょう。
界面活性剤スプレー
グリセリンではなく
家にあるもので
静電気防止スプレーを作ることもできます。
●用意するもの
リンスや柔軟剤など界面活性剤を含むもの 5滴
水 100cc
スプレーボトル
●作り方
スプレーボトルに、リンスや柔軟剤などを
５滴入れ、水を加えてよく振り混ぜます。
界面活性剤入りのスプレーは
肌には振りかけず
衣類のみに使える想定ですので
精製水に拘る必要はありません。
●使い方
衣類によってはシミになってしまうこともあるので
少し離した位置からスプレーします。
材料は家にあるものばかりなので
気軽に作ることが出来ますね。
衣類の組み合わせによっても静電気を防止できる
衣類の繊維には
プラスを帯びやすいものと
マイナスを帯びやすいものがあります。
プラスに傾きやすい素材の衣類と
マイナスに傾きやすい素材の衣類を
組み合わせると
静電気が発生しやすくなってしまいます。
フリースはポリエステルで出来ています。
ポリエステルは
マイナスの電気を帯びやすい素材。
プラスに傾きやすい
ウールのセーターでは静電気がおきやすくなり
逆にマイナスに傾きやすいアクリルのセーターであれば
静電気はおきにくくなります。
フリースにおすすめの組み合わせ
ポリエステル
アクリル
ポリウレタン
アクリルのセーターを着た場合
インナーを綿にしてしまうと
アクリルと綿の間で静電気が起こってしまうので
アクリルセーターのインナーも
ポリエステルやアクリルを選択します。
ダウンジャケットは
化繊で同じくマイナスを帯びやすいように
思われがちですが、
ナイロン素材の部類に入り
フリースとでは静電気が起こりやすい組み合わせとなります。
フリースにおすすめしない組み合わせ
カシミヤ
ウール
ナイロン
シルク
レーヨン
綿
これらは＋を帯びやすい素材なので
フリースとの間に静電気が起こりやすくなります。
どの素材がフリースと相性がよいか
知っておきましょう。
まとめ
以上、フリースの静電気を予防・除去する方法でした☆
洗濯方法に気をつけ、
合わせる衣類の組み合わせを注意することで
静電気の発生はずいぶん抑えられます。
この冬、快適に暖かくお過ごしくださいね。
フリースと同じように静電気が気になる
毛布や布団カバー。
こちらの静電気を予防・除去する方法についてもご参考に☆
関連記事 毛布や布団カバーの静電気を予防・除去する方法とは？
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