フリースを着ていたら
とっても疲れませんか?
この疲れの原因は、
静電気が関係しています。
静電気によって身体はどのような影響を受けるのでしょうか。
また上手に静電気を予防・除去して
疲れを断ち切る方法とは?
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静電気が疲れの原因になる?
体内に溜まった静電気。
身体にはどのような影響があるのでしょうか。
まず、交感神経が刺激され、
そのストレスから副腎皮質が活動しはじめます。
副腎皮質はビタミンCを消費しますので
結果、血液中のビタミンCが低下します。
また、体内の静電気を放電するたびに
体内のカルシウムが流出します。
電気風呂に入ったときのように
筋肉が無意識のうちに緊張し、
リラックスできない原因となります。
さらに、少量の静電気を帯びた赤血球を
引きつけあい、
血流が滞る原因にもなります。
このため、静電気をため込んだ身体には
以下のような不調が起こる場合があります。
・肩こり、首こりになる
・免疫力が低下する
・疲れやすくなる
・貧血になりやすくなる
・ストレスがたまりやすくなる
また、静電気が小さな埃やハウスダスト、
さらにはウイルスをも
吸い寄せる性質がある点にも留意が必要です。
静電気が溜まってしまった身体は
やはり同じように
埃やハウスダスト、ウイルスを引き寄せ、
アレルギーや皮膚炎、ぜんそく、風邪
などを起こす可能性があります。
静電気が身体に溜まると、
バチッとした痛みが起こるだけでなく
疲れや原因不明の不調の原因となるので、
注意が必要ですね。
疲れた身体が静電気を呼ぶ?
疲れた身体が静電気を呼ぶ、
ということもあります。
身体が疲れた状態だと、
血液中に疲労物質である乳酸が増えますね。
そして乳酸が増えると血液が酸性傾向になり、
マイナスイオンが減ります。
もともと血液はマイナス電気を帯びているのに
プラス電気を帯びてしまうのですね。
プラスの電気を帯びた身体は
マイナスの電気を引きつけやすくなり、
ドアノブなどマイナスの電気を帯びた金属に
触れると、金属から身体に電気が流れ
痛みを覚えるのです。
静電気を予防・除去するための対処方法
身体に静電気を貯めると
あまりよくないことがわかりましたね。
では
身体に溜まる静電気を予防・除去するには
どうしたらいいのでしょうか?
電気をゆっくり通すものに触れる
素材によっては
電気を通しやすいもの、
ゆっくりと電気を通すもの、
電気を通さないもの、
があります。
電気を通しやすいものの代表は金属です。
ドアノブなどに触れてバチッとなるのは
ドアノブの金属が電気を通しやすいからです。
ドアノブに触れる前に
ゆっくりと電気を通すものに触れて
放電してから触れれば
バチッとくることはありません。
木、紙、コンクリート、レンガ
などがゆっくりと電気を通します。
これらのものに触れて、
身体の静電気を放電するようにしましょう。
革底の靴を履く
電気を通さないものの代表はゴムやプラスチック。
ゴムやビニール素材が靴底に使われた
スニーカーなどを履くと
足から自然放電することができず
身体に静電気が溜まりがち。
できれば革靴を選択しましょう。
革靴自体、静電気が溜まりにくい特徴があるうえ
革底から自然放電することができます。
服装に気をつける
繊維には
プラスの電気を帯びやすいものと
マイナスの電気を帯びやすいものがあります。
<プラスを帯びやすいもの>
ウール
ナイロン
シルク
綿
麻
<中間>
ポリエステル
アクリル
ポリウレタン
ポリエチレン
塩化ビニル
<マイナスを帯びやすいもの>
プラスとマイナスの離れた繊維のものを
重ね合わせて着ると
静電気がおきやすくなります。
ポリエステルのフリースを着た場合は
インナーはポリエステルやアクリルのものを選ぶ、
ウールのコートを着た場合は
ウールのセーターと組み合わせるなど
重ね着をする際は
同じものか、近いものを合わせ
できるだけ
衣類の摩擦によって静電気が起こりにくいような
組み合わせを選択するようにしましょう。
加湿する
部屋を加湿することで
静電気はずいぶん押さえることができます。
理想的な湿度は40~60%。
静電気を押さえつつ
結露やカビの発生しにくい湿度です。
この数値を意識しながら
加湿器を利用してみてください。
加湿器がなければ
洗濯物や濡れタオルを室内に干すことで
湿度を上げることができますよ。
保湿する
乾燥肌は静電気の発生を感じやすく
痛い思いもしがち。
肌に水分があることによって
自然に放電しやすくもなります。
そこで
お風呂上がりに乳液などで保湿する、
ハンドクリームを塗る、
髪の毛もしっとりとするよう対策を行う、
などして、
身体の保湿を心がけましょう。
洗濯を工夫する
フリースでよく使われているポリエステルや
ヒートテックで使われているレーヨン、
セーターの原料となるアクリル。
いまや私たちの衣類の結構な部分で
化学繊維が使われています。
綿や絹、麻などの天然繊維は
繊維自体に適度な水分が含まれており
静電気が発生しにくいのですが、
化学繊維を使っている衣類は
摩擦や剥離によって
静電気が発生しやすく、
特に違う化学繊維同士の摩擦によって
静電気が大きく発生することもあります。
化学繊維を使った衣類は
静電気ができるだけ発生しないように
工夫して洗濯しましょう。
具体的には
・柔軟剤を使う
・柔軟剤が苦手な場合はグリセリンを使用する
(45Lで2cc程度の使用が目安)。
ことが有効です。
まとめ
以上、静電気と疲れの関係、
そして静電気を除去・予防する方法についてでした。
上手に静電気を予防・除去して
慢性的な疲れの原因を断ち切るようにしてみてくださいね^^
毛布や布団カバーの静電気も気にかかるところ。
こちらもご参考になさってくださいね☆
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